快眠のための夕方の行動

夕方の行動を少し気をつけるだけで安眠につながる

夕方における眠気はリスク

夕方に訪れる睡魔

人生におけるリスクとなる可能性

本サイト で一番重要なことは「夕方(起床から11時間後)だけは絶対に眠らないでください」ということです。 4-6-11 の法則のうち、どれから取り組めばよいかな、と迷っていらっしやる方は、ぜひ、夕方眠らないということを第一に考えましょう。

ヒトは、「ホメオスタシス」によって、均一な体を保とうとします。その保ち方は、基準から大きく外れそうになるとそれを止めようとするやり方ではなく、基準から大きく外れたら、その後、莫逆の方向に大きく振れて基準に戻ってくるというやり方です。

振れ幅が大きいほど、反対側の振れ幅も大きくなります。深部体温が高くなるはずの夕方に眠ると体温が上がらないので、その後の眠る時間に体温は下がらなくなり寝つけなくなる。そこで、夕方に体操をして体温を上げてみると、反対側にも大きく振れるので、眠り始めにしっかりと体温が下がってぐっすり眠れるという仕組みです。

夕方に眠ると、成長ホルモンが減るので体重は増えます。肌は荒れますし、全体が低体温になり、免疫力が下がり元気が出なくなります。疲れやすく、人との交流も億劫になるので、なんとなくいつも家に居たくなります。すると運動量は減り、さらに夕方の体温が上がりにくくなるという負のスパイラルに陥ってしまいます。

こう考えてみると、人付き合いが面倒くさいとか、やる気が起こらないとか、1年に何回も風邪をひいてしまうとか、夕方に居眠りしていると、人生においてかなり根底の部分がダメになってしまいます。夕方、帰宅中の電車で腎眠りをしてしまったり、休日の夕方に体を休めようと仮眠をとったり、夕方いったん眠ってから夜に外出するという生活パターンになっている方は、ぜひ考え直してみてください。

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