快眠のための夕方の行動

夕方の行動を少し気をつけるだけで安眠につながる

足を組んで頬杖をついたらその晩は寝つきが悪い

知らず知らずのうちに足を組んでいる

頬杖も自然に…

夕方のオフィスを歩いてみると、足を組んで両肘をつき、顎が上がった姿勢でパソコンに向かっている方によく遭遇します。

足を組むとか、肘をつくという姿勢は、筋肉ではなく、骨を使って体を支えているということです。ヒトは、二本足で自分の体の重みを支えなければならないので、なかなか大変です。本来は、筋肉を使って体の中心である背骨に向かって手足をひきつけているので、それほど重みを感じませんが、-筋肉を使わないと、骨をつっかえ棒のように使って体を支えるので手足が重く感じます。

筋肉は、熟を産生する器官なので、筋肉を使わないで骨で支えている状態になってしまうと、体温が上がりません。夕方に姿勢が崩れている方がいらっしゃったら、今夜はぐっすり眠れないかもしれませんよ、ということです。

ちなみに、重力に対抗して体を支える筋肉を抗重力筋と呼びます。アゴ、お腹、背中、お尻、もも、ふくらはぎの筋肉がこれに該当します。この抗重力筋は、セロトニンの支配を受けています。セロトニンの分泌が最も高まるのは、午後15時ごろ(起床から9時間後)です。夕方に差L掛かる時間帯には、本来は姿勢がよく、体が充実Lているはずということですね。

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