食中毒

気温、湿度が上がってくると注意しなければいけない食中毒

食中毒対策 どう防げばいい?

食中毒の季節になったらどんなことに注意すればいい?

気温や湿度が上昇するのと同時に気をつけたいのが食中毒。食品やキッチン用品の扱い方がポイントです。

目に見えない原因

食中毒のほとんどの原因は、目には見えない小さな微生物によるものです。カンピロバクター(肉類など)、サルモネラ属菌(肉類、卵など)などの細菌性のものや、ノロウイルス(貝類など)などのウィルス性のものがあります。

これらの菌やウィルスが付着した食べ物や飲み物が体内に入ると、消化管内で増殖するなどして、嘔吐や下痢などの症状を引き起こすことがあります。潜伏期間は、30分~5時間程度のものもあれば1週間以上に及ぶものもあります。

食中毒を防ぐ

食品の管理

生鮮食品の買い物は、お店の衛生管理を確認し、肉や魚は最後に買うようにします。買い物の後は寄り道をしないで家に直行し、すぐに冷蔵(冷凍)庫に入れます。詰め方は7割程度にし、食材ごとにケースを使って分類したり、よく使うものは手前に置いたりして、ドアの開閉が短時間になるように工夫します。冷蔵庫の中では、菌は一時的に眠っている(繁殖しない)状態というだけですので、冷蔵庫の過信は禁物ということも知っておきましょう。

キッチン用品の管理

使用後の包丁やまな板などのキッチン用品は、洗剤で洗った後、※お湯で洗い流し、十分に乾燥させます。とくにスポンジは、水を十分に絞り切れていないと、菌が殖しやすくなります。そで、スポンジをはさみで使やすいサイズにカットし、いた順番に交換しながら用するという方法をオススします。
また、ふきんや三コーナーもお湯で洗い流十分に乾燥させましょう。

日常生活での注意

食事前、料理の前、トイレの後、外出からの帰宅後は、必ず手を洗い、菌を持ち込まないようにします。また、疲労や風邪で体が弱っているときは、生ものは控え、加熱したものを食べるようにしてください。そして、菌に負けないように、腸内環境を整え、強いからだをつくっておくことも大切です。栄養バランスのよい食事と賃のよい睡眠をとり、ウォーキングなどの適度な運動をおこない、ストレスをためないようにすごしましょう。

もしも食中毒になってしまったら?

症状がひどい場合は、すぐに病院に行きます。特に高齢者や子供は重症化しやすいので注意が必要です。応急処置としては、下痢や嘔吐による脱水症状には塩を少量入れた重湯やスポーツドリンクを補給します。食中毒だけでなくノロウィルスや熱中症による子供の下痢、嘔吐などにはOS1がおすすめです。下痢が止まりにくい場合は、乳酸菌が入っている整腸剤を飲むと症状が和らぐ場合があります。
乳酸菌革命などのサプリでOKでしょう。

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