動物性たんぱく質を摂取

動物性たんぱく質の摂取によりうつ病予防

動物性たんぱく質の摂取がうつ病予防になる理由

現代人は、脂肪過多、たんぱく質不足

食習慣もうつ病予防には欠かせない

うつ病はセロトニンの量を増やせば治療できるのですが、今使われている薬は、セロトニンの分解を防ぐか、使われるべきところに長く存在させるようにする作用の薬です。

セロトニンはトリプトファンというアミノ酸からしかできません。トリプトファンは必須アミノ酸のひとつですが、体で作ることはできません。そのうえトリプトファンはいろいろな食べ物に比較的少量しか含まれていないので、欠乏しやすいアミノ酸です。

問題は、トリプトファンがどのような食べ物に含まれているかです。いろいろな食べ物100gに含まれるトリプトファンの量を比較すると、牛肉、豚肉、鶏肉のような食肉には非常に多く含まれ、お米やさつまいも、小麦粉などにはあまり多く含まれていません。つまり、植物性の食べ物はトリプトファンが少ないのです。

しかし、お米やさつまいもの中からタンパク質だけを取り出してそれを分析すると、トリプトファンは食肉、魚のタンパク質と同じくらいの割合で含まれているのです。植物性の食べ物は炭水化物の供給源として意味があります。植物は葉緑素を使い、光合成をしてでんぷんを作ります。

それにより成長するのですが、同時に、果実や根などにもでんぷんが蓄えられます。でんぷんは、植物が成長していくための栄養として必要です が、同時に、それを食べた動物が種を散らすことによって遺伝子を残していくという意味もあるのです。

一方、植物にとってのタンパク質は自己の生存のため、また、全体の構造を維持する組織や、でんぷんを合成する酵素などの機能を維持するために必要です。

しかし、量としてはあまり多くを必要としません。そこで、私たちが植物性の食べ物から必要量のアミノ酸を得ようとすると、かなり大量に食べなくてはならないのです。それだけではありません。植物の生存に必要なタンパク質と、動物の機能、運動、消化、吸収、心臓の拍動などに必要なタンパク質は、アミノ酸の組成が違うのです。

例えば、米にはトリプトファンは多く含まれていますが、リジンは非常に少なく、イソロイシンとかスレオニンなどの必須アミノ酸も少ないのです。

必須アミノ酸というのは、体で作ることのできないアミノ酸ですから、食べ物から摂らなくてはならないのです。ですが、米から必要なアミノ酸を十分に摂取しょうとすると、大量に食べる必要があります。これは小 麦、イモなどについてもいえます。つまり、野菜や果物などだけで栄養を摂ろうとすると、タンパク質の必要成分が足りなくなり、栄養不足になる可能性があるのです。

植物性のタンパク質の量が多く、質としてもトリプトファンの量が多い唯一の食べものは大豆です。大豆は動物性のタンパクに似ており、さらにトリプトファンが多く含まれていて精神的に安定することから、肉食を禁ずる宗教の教徒に多く食べられています。

精進料理には手を替え、品を替えて大豆が用いられます。しかし、大豆はトリプトファンの含量は多いのですが、メチオニンやシスティンが特に少なく、バリン、スレオニンも多くありません。

つまり、食肉に匹敵するタンパク源とはいえないのです。このようなことから、菜食主義の人でも「タマゴは許す」とか「ミルクは飲んでもよい」として、動物性のタンパクが足りなくならないようにしているのです。

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抗うつ薬に頼らない

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